レオパのススメ。 チビさん♂15歳をご紹介します。

モーターとは全然関係ないですが、うちのかわいいペットをご紹介します。



ヒョウモントカゲモドキ、通称レオパです。
チビさんと呼んでいます。
推定年齢15~16歳。男の子です。
レオパの寿命は10年前後らしいのですが、まだピンピンしています。

15年近く前、夫が知り合いの人から4匹託され、長い間実家で世話をしていたのですが、3匹死んでしまい、3年前、残ったこの子を今の家に連れてきたのです。

家に来たばかりの頃はすっかり痩せこけて、暴れる餌を食べることができず、2ヶ月ぐらい絶食状態でした。このまま死なせてしまうのかな。。。と思っていたのですが、小さいサイズのコオロギが手に入ったので食べさせてみたら、やっと食べてくれたのです。餌を食べだしたらグングン元気になり、今ではすっかりムチムチです。もうかなりお爺さんのはずなんですが、弱る気配はありません。

半透明のプラケースの上を小さく繰り抜いたものと、木箱の側面を繰り抜いたものを虫かごに入れています。
夜行性なので、昼間はどっちかに入って寝ています。
日が暮れるとぼんやりした顔で起きだして、水を飲んだりうろうろし始めます。
部屋の灯りを付けると木箱の小屋の中に収まり、顔だけ出して様子を伺っています。
寒くなるとシートヒーターを底に入れるのですが、暖かくなりすぎると、木箱とプラケースの上に上がってきます。
明るいと落ち着かないようなので、虫カゴの上半分ぐらいに布を掛けて覆っています。



もっと広いゲージに替えてあげたいのですが、環境が変わるとストレスで弱ってしまいそうなのでやめにしました。
以前木箱を素焼きのシェルターに替えたら、しきりに手で砂を掘るようなしぐさをするので、すぐに元に戻したことがありました。(追記:今は気に入って使っています。ここに入っていたら脱皮しやすいことに気が付いたみたいです。)
砂を掘るようなしぐさをするときはストレスを感じているらしいのです。
15年も住んでいる家を引っ越すとなると、それはストレスですよね。


ちなみに、私は生き物全般が好きな方ですが、特に爬虫類好きというわけではありません。餌が生きたコオロギかミルワーム、という点にもちょっと抵抗がありました。
でも!一緒に暮らしてみると、ほんとにかわいい!
コオロギも、ミルワームも、すぐにどうってことなくなりました。

表情とか、触った時のムッチリ感とか、たまらなくかわいいのです。
眠い時は眠そうな顔をするし、足を放り出して爆睡していたりするし、餌の気配を感じると木箱から飛び出して催促に来るし、大きな餌を目をつぶってむしゃっとかぶりついるところとか、本当にかわいい。(ちょっとグロいけど)

でも、一番愛おしくなるのは、これです。



これは脱皮直前のチビさんです。まるで服を着ているみたいです。
これから格闘がはじまるのです。なかなか簡単には脱げないのです。
うーーーん、とあっちこっちに体をこすりつけている様子を見ていると、がんばれーって思います。たまにこそっとお箸でつまんでひっぱってあげたりします。
足の指がきれいに取りきれていないことが多いので、嫌がるチビさんの足を無理やりぬるま湯に浸してふやかしてから取ってあげます。そうしないと指が腐ってなくなってしまうらしいのです。
(ちなみに、上の写真の脱皮の後、顔だけ皮が取れていない状態で終了してしまっていて、目が開かず、取ってあげるのに苦労しました・・・)

下の写真、夫が横になっているところにべったりくっついています。
こんな写真を載せると、いかにも懐いているようですが、そういうわけではありません。明るくて広いところが怖いので身を潜めているのです。



懐いてくれたらうれしいのですが、残念ながら爬虫類に懐くという概念はないみたいです。でも、環境には慣れます。




レオパ愛を長々と書いてしまいましたが、爬虫類好きでない方も、是非飼ってみて欲しいです。「レオパ」で画像検索してみてください。きっと欲しくなりますよ。
飼い方もとても簡単です。餌は毎日あげなくても大丈夫なので、旅行にも行けますし。


チビさんのことはまたアップしたいと思います。

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